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2013/07/18

(書き起こし)緑の党 三宅洋平 2013/7/10選挙フェス@福岡


[緑の党 三宅洋平 2013/07/10 伝説の選挙フェス@福岡]



ヤーマン!

ありがとう
いつも ありがとう

今日で選挙フェスも七日目になりますけど
――七日目に"なりますけど" とかやめよう
七日目になるんだけど・・・


(会場「イェー!」)


イェー!

なんかね 自分も17日間 どういう風になっていくかなぁ
って思ってたら 早くも二日目ぐらいから なんか 皆は
俺を待ってた って言うんだよね

俺は皆を待ってたんだよね

何年も何年も 待ってたんだ

事故の前から待ってたんだ 反原の運動しながら
皆がついに立ち上がる日を待ってたんだ

で 「応援してます!」って言ってくれんのは
ホントにありがとう 応援してくれ!
したら俺 応援された分だけ 皆を応援するよ

もうホントに 恥もてらいも越えて 愛を口にして 
それを具現化する活動や自分の日々の営みを
皆がどういう風につくっていくか
もうそれしかないと思うんだよね

ほんで 自分が立候補してみてまず最初に言いたいこと・・・

「安倍総理 本当にいつもごくろうさまです!ありがとう!」

主義主張は違えど 自分が立候補して この100日間
資金集めで声枯らして歌い続けて活動し続けて もう・・・
一生歌えんくなるかなぁ って思いながら やってるけど
山本太郎は 十円ハゲつくってやっとるけど 役者の顔 
歌手の喉 全部晒してやってんだけど それで初めて
わかったことがあるんだよね

何にもしないで文句だけ言ってた ってこと

ホント 政治家って大変よ

やれ 売名行為だとかさ 言われるけど
売名行為だったら よっぽど他のことするわ(笑)

だから俺 思うんだよね 政治家って利害とか
利権だけのためじゃできない 皆 思いがあって 
やってんだよね

そういやさっき 幸福実現党の徳間さんも 
昨日も那覇で一緒やって ちょうど僕らの前でやってたんだけど 
主義主張センスが違えど 「ごくろうさま!」と思ってって俺 
素直に挨拶できる人間になりました

(拍手)

なんでそれを今 言ってるか わかる?

フクシマの2号機と4号機 今もすげぇやばい状態
中に入ってるやつらからの情報も もう何もできてない

挙句 4、5日前のニュースで 東電の発表で 
2号機の近くの地下水が β線で90万ベクレル出たんだよね

直線にしかとばないβ線が90万ベクレル出るってことは
これはすごいものがまだ出続けてるっていう
now on な話だと 俺は思ってるの

一応 東電の発表では あの爆発のときのものが濃縮されて
たまってるんですって だけど 地下水って流れ続けてんだよ
どうたまるんだよ!

その流れ続けてるものが 90万ベクレル
最大値を 今出したんだよね

これが現実

それを 日本中 世界中で 俺たちはどうにかする
っていう使命を授かったんだよね


争ってるヒマは一個もないんだ!


命を懸けて選挙に出るとか 命を張ってR水素について語る
とか もうそんな時代は終わりました

これからは 選挙"戦" ではなくて
選挙は"祭り"にしたい
"出馬"じゃなくて あくまで"立候補"

僕は手を挙げただけ

こういうセンスの人が 何百万人いるよ
っていうことをはかりたいの 今回の選挙で

自民党や公明党の支持者 運動員 
何十年もこれをやってきたんだよ
だから俺たちはそこに敬意を表して
正面玄関から入っていこうよ

(拍手)

で 何をやりたいのかなって 国会で
「おまえが一人で行って何ができんや?」って

何言ってんの? 俺が一人でやるんじゃないよね

俺を押し出した 皆がやること だから

「おまえに一票入れたよ」と
「おまえに一万円献金したよ」と
「おまえあんとき選挙で約束したことやっとらんじゃん」

って 今まで僕らそういうスタンスで政治に関わってきた

「俺はおまえに一票入れたんだよ!」って

俺 この百数日間駆けずり回って つくづく思うんだ
一票なんてね 紙に名前書いただけだよ!
そんなにひけらかすもんじゃない

問題なのは
票を入れた人が公約とか約束したことをできてなかったら
“おいあの人だいぶん困っとんじゃろうなぁ”っつって
事務所行って 扉開けて 
「わし今日ヒマじゃけぇ 手伝えるぞ」っつって
言いに行く人がどれだけ俺の後ろにいるかが 
俺の政治力になるんよ

だから 各地で俺はこう言ってる
未来のために 将来のために じゃなくて
『今』ってやつにチャンスが欲しいの!
『今』ってやつにチャンスを欲しいの!
で その『今』がずっと続くと思ってる

それが 政治
マツリゴト
クニヅクリ
俺たちの クニヅクリ


それが タミの仕事 イコール 皆が『国』ってこと


(会場「わかりやすいぞ~」)

ヤーマン!
ありがとう!(笑)

僕の あの 演説の前にちょっと
緑の党の木村さんも紹介しときたいんで・・・

九州から移住してきて 福島からライブハウスのおっさんが
勇気を振り絞って 選挙に出たんぜ!

(以下、木村:木村ゆういち、三宅:三宅洋平 ※敬称略)

木村:皆さん こんばんは
    声出ないんだよね
    あのぉ 真剣に 四国で騒いできました
    そしたら こんな声になってしまって ごめんなさい 本当に
三宅:だーいじょぶ
木村:訴えたいこと いっぱいあるんですけど あのぉ・・・
    よかったぁ 緑の党推薦で!
    僕あの 今日ここ立ってんのは 候補者としてじゃなくて
    彼の 投票する有権者として 今日ここ立ってます  
    僕は 約束だもんね 僕は三宅洋平に投票します!
    絶対入れます!
    だから 緑から出てよかったなぁ って つくづく思うんです
    名前書きます!
    比例区は 三宅洋平!
    皆 わかってる?
三宅:よろしくお願いします!緑の党の票にもなるしね。
木村:まぁ、一応ね(笑)
    よろしくお願いします。
    いやぁ ね 本番始まって 始まる前に一回熊本で 
    何もわかんない状態の中でね 二人 あの 出て 
    なんか喋って――打ち合わせも何もないんですよ――
    なのに行った瞬間ね 思いが一緒でした 本当に
    誰もやらないんだったら もう僕ら出てこうよって
    そこで 僕は原発事故被害者として 
    直接行くチャンスをもらえれば 
    安倍晋三さんと話がしたい・・・
三宅:仲良くしたいんだよね
木村:ね 僕は攻撃しに行ったりとか 
    なんか文句言いにいきたいわけじゃないんです
    僕はすごい大変だった この二年をね ちゃんと 
    安倍さんに話を聞いてもらいたいだけなんです
    それで 安倍さんが ちょっとでも変わってくれたら 
    それでいいじゃん!
    そこから一つずつ変えていきたい そういう思いが 
    三宅くんと一緒だったんです
    だから僕は 彼に投票する って決めて 
    僕の票は彼に託したい 今でもそう思ってます。
三宅:ありがとうございます!
木村:がんばってください!
三宅:最高の応援です!
木村:いや ホント
三宅:木村さん あの 一昨日のニュースで 
    インターネット普及率が全国でたしか二番目に低い 
    比較的保守的な秋田県で 緑の党が ついに支持率が 
    1%になったって
木村:そうですよね “コンマいくら”じゃなくて 1パーっていうね
三宅:だから今までは“諸派” 勢力として扱われて
    なかったんだけど 1パー超えたら 新聞でもやっぱり
    出てくるし 幸福実現党とみどりの風を越えて
    ケツから三番目にまず這い上がったよ
木村:そうだね 大体においてね 十人も出してない
三宅:うん
木村:幸福実現党は三人しか出してない
    そういった状況の中でね 
    どんどん名前が出てきて欲しいなぁっていうね
    もう虚しかった。
    新聞いつ読んでも 選挙始まって ずっと見ても 
    ぜんっぜん名前出てこなくて で "ミドリ"!ふぁーっ
    と思ったら 平仮名で書いてある"みどり"で・・・
    がっかりしたよね でも ずっと訴え続けてて 
    色んな地方に行けば行くほど 若いお母さんとか
    手振ってくれるんですよ
    これは すごい 僕は喋っててすごく嬉しいし 
    それから都会に来ても 色んな所から・・・
    ただ影から手を振ってくれたりっていう人が まだまだ 
    多いんですけど もう道路に出て "緑の党" そして 
    三宅洋平に大きく手を振ってくれる人が 
    残り10日間でどんだけ増やせるか 
    皆さんと一緒に頑張っていきたいなぁ 
    というふうに思っています
三宅:ヤーマン!
    あの 僕はね今 でも 秋田で1パーっていうのは 
    実際全国でいったら 2、3パーぐらいに
    なってきてんじゃないかなぁって気もするし なんか
    就職とか 雇用の問題とか TPPとか 徴兵制とか 
    色んな議題に関して 新聞社もアンケート出すんだよね
    だけどね 一個だけ欠けてるものがあんの
    絶対 今の日本でトップにおくべきものは 環境政策
    地球で もう 環境政策しかない と思ってんの 俺は 
    経済って環境がないと成り立たないはずだから・・・だから
    それが足りてないんだよね 今の社会に何が足りないって
    「環境意識」 「惑星意識」 「地球を皆で守り育む」 
    っていう意識 ここにいる人たちは たいがいそれを持って
    おまけに踏み込んで 自分の生活に
    それを実践し始めた人たちだから 本当に 
    世界中にそれをガイダンスする役割があると思うんだよね
    右や左の 兄弟姉妹 BROTHER/SISTER 家族 
    じぃちゃんばぁちゃん 親戚 友達 職場で 
    一回寒い空気打ち破って 乗り越えて 
    皆で会話して欲しい 話し合い 議会制度って
    国会だけで話し合うことじゃないって 俺は思った
    国民が 皆 『議会』 皆 話し合うこと
木村:ちゃんと意見をね 言うことが すごい大切だと思うし 
    自分も被害者として ずっと黙ってたんだけどね
    いわゆる歯が全部抜けちゃったんですよ 放射能で・・・
    で 入れ歯入れてから ようやく自分の意見をちゃんと
    表に出そうということで 表の舞台に出てきて で 
    そこで言うことでね 皆がちゃんと支え合ってくれてるし 
    この九州に避難してきて 多くの支援者のおかげで 
    僕ら本当に生かされてる
    そのために 自分何しようかなぁ・・・まぁ そういったときに
    畑もやりました 無農法(農薬無化学肥料)で
    今野菜も作ってます
    そしたらね 食べ物ないと 人死んじゃう っていう 
    単純なことに気づいたんですよ
    お金なくても 食べ物あると 生きていけるんですよ。
    で 今 洋平くん言ったように 環境があって 命があって
    その上に ささやかな経済があればいい
    そういうふうな考えに ぼく なりました
    だから 『緑』からオファーがあって 2、3回
    門前払いにしたんですけども ちゃんと勉強したら
    環境の政党だから 僕は 出ようと思いました
    ここしかないのかなぁ という・・時代はやっぱり 
    経済至上主義だったりとか イデオロギーだったりとか 
    そういう過去を経てきて ようやく 皆がようやく
    気づき始めて出てきたのが この 世界の90か国で 
    皆が推してる『緑の党』になるのかなぁ という いわゆる 
    皆さんは世界レベルの人たちだったんだ ということに
    気づいて すっごい嬉しかったんですよ
    「間違ってない」っていうことなんですよ
    絶対そうだよね?
三宅:間違いない うん
木村:是非ね・・・
三宅:もう十人全員通す勢いでいって欲しいなぁ
木村:あのぉ 皆ね こないだ 「10人全員当選でって・・・
    現実見ろよ」って言われたんですけど 
    ぼく 現実見る気ないので・・・あのぉ 残り10日間で
    どうやって10人当選させようか って
    ことしか考えてないんですよ
三宅:1000万票
木村:はい!

(拍手)

三宅:支持率10パーいったら みえてくるかな
木村:そうですね
    今回 自民党が獲得する票数が 1700万票 そして 
    選挙行ってない そういう人たちの票が 4000万票
    あるんです だから 今まで選挙行かなかった人の 
    半分行っただけで そして『緑』に そして 洋平くんに
    投票してもらえば 10人全員行けるんですよ
    皆さん 頑張りたいと思いませんか?
三宅:もう余っちゃったりしてね 得票が 
木村:ちょっと余っちゃって どこかに分けなくちゃいけない 
    みたいな
三宅:そのぐらいの状況を生み出すべく 今 長谷川ういこ 
    すぐろ奈緒 色んな人 十人の候補者が 日本中
    駆けずり回ってるんで 緑の党 ぼくは 日本で今
    唯一市民政党と呼べるのは 今回の選挙でいえば 
    緑の党なんじゃないかな と思ってます
木村:そうですね 僕もいろんな支持者の方見て 皆 
    優しい人だったりとか マクロビやってたりだとか で 
    着てるものがヘンプだったりとか そういったもので
    本当に地球のこと考えてる人たちで 
    やってて気持ちがいいんですよ
    出てくる弁当もマクロビなんで 病気になれないんですね 
    こんだけ選挙でやってるんですけど
    だからすごく、選挙やりながら健康になってます 
    皆さん ありがとうございます!
三宅:ヤーマン!
    木村ゆういちさんに 大きな拍手を!
木村:ありがとうございます!
三宅:ヤーマン!
木村:じゃ この後 三宅洋平くんのね 歌を 
    皆で楽しみましょう!
    これが新しい選挙です 選挙フェス
    皆さん ありがとうございました!
    ありがとうございます!
    残り10日間 頑張ろうぜ!
三宅:頑張りましょう
木村:頑張りましょう
    どうもありがとうございました!

三宅:
あのぉ ホントに
選挙っていうものから 政治っていうものから 
物騒さ おっかなさ 堅苦しさ 争い を除く
タームだと思います 今が

だから僕らが 僕らのいつもの感覚のまま 
国会へ行きましょうよ 皆で

俺を一人で送り込むんじゃないよ?
皆で 行くんだよ

で 何も気張る必要もないし 気負う必要もなくて
だいたい間違ってないから 今のまま行く

で 今までさ 俺 結構 マスメディアとか 自分がまぁ
スーツ着てたこともあって もぉ 「会社なんかクソっくらえ」
と思ってやめた身分だったから もう企業社会が
日本をダメにしてんだって すごい思ってたの 一頃

だけど今回 選挙に出てみたらさ
マスメディアの中の若い人たちが 朝日新聞とか 
毎日新聞の若い記者が俺んとこ来て 3.11以降
マスゴミって言われながら泣きながら記事書いて
書きたいことがデスク通してくんなくて 伝えたいことを
皆に伝えられなくて 葛藤して "マス"って何なんだろう 
って思いながら 書いてます っていう思いを 
俺にぶつけてくる人もいるんだ

あるいは、俺はなんでスーツ着ないで今回選挙に出るかって
そういうことを長々と話した後に 終わった後に 
俺んとこに仕事帰りの若いサラリーマンが来て スーツですけど 
ごめんなさい 応援してます!とか言ってくれるんだよね
だからさ 気づいたんだよね うっかり自分も
"WAR"に加担してたんだよ “争い”に

放銃作戦 もうどんどんにじり寄ってって
自民党の議員さんとかも
「おっちゃん手伝うでぇ」ゆって 仲良くする
実はそれが一番 強いと思うんだ 俺は

だから とはいえだよ 何十万人が家を失った原発事故の 
たかだか二年ちょっと後に 平気でそれを
外国に売って歩く国の国民に 俺たち今 されてるから

「それはいかん!」

それは 言いに行きたいんよ

ほんで 国会包囲して10万人がワァワァやっても
「あぁ大きな音ですねぇ」って言われた
オスプレイ反対の沖縄の県民大会 10万人
これも俺 参加したけど 沖縄県民だから これも無視された

で そんときに 今まで立ち上がらなかった若いやつらが
立ち上がったんだよね 沖縄で

普天間基地のゲート 4つか5つあるやつを
戦争を知る古い世代の活動家たちがまず最初に立ち上がった
おじぃやおばぁたちが ハチマキつけて 編笠かぶって 肉弾戦
車と身体でゲート封じ込めて 米軍が出入り出来ないようにした
で そこへ警察がやってきて ウワァーってぶつかり合ってる
フェンス一枚向こうでは セキュリティがそれを見てる
そのセキュリティに守られた後ろに 米軍の兵士が立ってる
でも よくよく顔見ると 警察官も ウチナーンチュ 
よぉく顔見りゃ 市民も ウチナーンチュ 
フェンスの向こうのセキュリティも ウチナーンチュ
なんでか ウチナーンチュ同士が
基地のことで争わされてんだって
すげぇ悲しくなっちゃって

でもそれって 俺が何年も前から 
原発立地で見てきたのと同じことだったんだ

山口県上関

同じ上関町民同士が 原発の賛否を巡って 争わされる
そこにお金ぶち込んで 情報ぶち込んで 
人々を何十年もかけて割れさして・・・
もうこの手にはかかっちゃいけない

だから 福島のことで ものすごい恨みもつらみもあるだろうし
現に今も ホントにさ 俺が選挙に出た ボロボロになってるね
っつって マッサージしてくれる 玄米持ってきてくれる
酵素ジュース持ってきてくれる 自然農の野菜持ってきてくれる
・・・すげぇありがたいんだけど 泣きたくなるんだよね
これ俺じゃなくて あの子たちに食わしたい 今すぐ助けたい

引っ越したくても引っ越せない事情はいっぱいあるよ

自分 代々続いている家の三十代目の当主で 
明日が三百回忌の先祖のなんとかで・・・

「檀家さん含めて 何百人全員引き連れてじゃないと 
俺は引っ越せないよ」っていう人もいるんだよ

そら逃げれんわな って

なんでか「逃げん?」って

2011年の5月頃 いわきに炊き出し行って 思ったし
そういう意見も伝えに行ったけど
だんだん言えなくなった

あぁ この人たちは わかってる 情報もある

ライブハウスの若いオーナーが俺に言ってきた

「洋平くん 俺は三代先の子どもたちが
何の心配もなく暮らせるように ここで頑張るよ」っつって

そいつはまた どんどん線量の濃い被災地へ駆けつけ続けた

ハードコアやパンクの 世間から爪弾きにされ続けたやつらが
あんとき一番命懸けて動いてた 自衛隊も警察も来ない所へ
やつら最初に乗り込んでったよ それで身体壊してるやつも
いっぱいおる

原発作業員になって 正しい情報ゲットしにいったやつらも
家族が死んだり 自分が視力を失ったり でも 
それも何も補償されてない

彼ら 助けられるのは 俺たち

で 俺はあの時ね 避難しながら 東京2日目に出て 長野行って
3号機か4号機が爆発したときに煙が黒かったから
これは水素爆発じゃない と思って もっと遠く逃げなと思って
娘連れてもっと遠くへ逃げて 大阪行って
だいたい名古屋ぐらいからだよね パチンコ屋さんが営業してて
博多まで来たら 駅も煌々と照ってたんだ!

事故の3日目か4日目、俺はあの景色を忘れないよ。
「なにやっとんじゃ博多!」と思って。

「いやぁ 博多の電気は東北電力と関係ないっすから
東電と関係ないっすから」

違うよ!

そういう問題じゃないよね って すげぇあんとき思ったの

でもね だから逆にその ちょっと余力を持ってる人たちが
その後すごい動き出して だから俺は 九州を一周して 
食べ物集めて持ってった

最初 すごい腹立ったけど でもやっぱりあの時
一番助けてくれたのは九州の人たちで 
俺はまたそれを伝えに東北に行って なんか日本中が
放射能の距離を巡って バラバラになりそうだったから
もう全部の場所行って ライブやって
あっちのやつはこう言ってるよ こっちのやつはこうだよ
東北のやつ今こうだよって 全部伝えて周ってさ

「なんとか皆一個にしなきゃ」って思ったんだ
で 今その活動の延長にいる

もうホントに デモも 嘆願も 請願も 陳情も 院内交渉も 
官僚との交渉もやったけど ガレキ拡散阻止で 全部 
「持ち帰って検討します」だったんだよね

で あんときわかったのはさ
『国』なんていう実体は なかったってこと
その理由もわかったんだ

俺そこに 自分で参加しようとしてなかった

もうやり尽くして 
最後に俺に残されてた 最後の合法的手段は
30歳以上は参議院議員に立候補できる
25五歳以上は衆議院議員に立候補できる
ここまでやり尽くそうと思った

そしたらぁ!
やったよ 皆動き始めた!
バッチ動き始めた!
ありがとう!
ホントに ありがとう!


で この『今』は、ずっと続く


でね 今日の公園の使用許可がない とかなんとかを巡って
管理局の人とも話し合いしたけど やっぱ俺たちがきっちりさ
血液として参加してこなかったから システムっていう内臓だけが
バラバラに存在してんだよね 今

県の選管に電話すれば 県の選管の意見があって 
市の選管に電話すりゃあ 市の選管は あぁダメなんじゃろうか
公園の管理局は 私はこの公園のことだけしかわからないんで
そこを僕らがつないでいかないといけないよね

「行政訴訟」って言葉がある 国民が国を訴える行為
ドイツでは 年間30万件の行政訴訟が起きてんの
日本 1800件 ジャブの数が少なすぎるね

いやぁ でも選挙 カネないし 時間ないし 家族おるし 
仕事あるし・・・そんなんドイツのお父さんも一緒や!

だけど
「もうこのことに関しては ごめん 嫁よ 
苦労かけるかしれんけど 俺は行く」っていう
プライドを持ったやつが 29万8200人多いってこと
人口は日本の半分のドイツが

同じ敗戦国だけど 歩んできた道がだいぶ違うね
僕ら だから そのプライドを持って ほんで絶対
敬意と愛を持って 国会行こう!

(歓声)

俺や 緑の党の 名もなき市民が勇気振り絞って
立ち上がった人たちや 山本太郎みたいな人間を あるいは
共産党の吉良よし子さん 民主党爪弾きにされた
大河原まさこさん まぁ皆東京選挙区の人だけど 
そういう人が各選挙区にもいるはず!
見つけて 自分で!

ホントは「ぼくに一票入れて!」って言いにきたんだけど
自分で考えてくれたら 別にぼくじゃなくてもいいんだ

俺は だからタスキつけてないの 今回
名前の押し売りなんかしたくない
それでも 俺に入れる人は 百万人はおると思ってるよ!
どうやって100万人に伝えるか 考えてね

緑の党から2議席出したいから 250万票欲しい
あと10日間 語り尽くして ネットを飛び出して 動いて

この選挙の期間はね・・・
俺ね 雑踏がダイキライだったの
東京18年住んでたけど 雑踏が苦手だった
でも今ね 立候補してみたら 雑踏が好きになったの

「おぉ~、票田や」(笑)

皆 何考えとんかな?
どんな顔して 何着て 何食べてんかな?って

すごい なんか 気持ちが変わったんだ
だから 考えが違いそうなおじぃちゃんとかの方が 話しがいがある
俺はそれを“チャランケ”って言ってきた
国会でそれをやりたいと思って

したら OKI DUB AINUのOKIさんにツッコまれた


「洋平、チャランケって、そんな生易しいもんじゃないから」。
もう戦争一歩手前の 民族同士の最後の話し合いなんだよね
争いを避けるための。


俺 一瞬考えてから 「おぉ それがやりたい!」
「国会行って それやりたい!」って


原発のこと TPPのこと 戦争のこと 税金のこと 
政策に関しては 一応僕の政策も述べてるし まぁ かたがたの
ほうぼうのアレで 詳しいことも言ってきたけど 
今日はちょっと時間がおしちゃったから
より概念的な話しかしてないねん

でもね 答えを全部 俺が持ってるわけない
「具体的な政策を言ってください」
「何ができるんですか あなた一人で」

・・・違う!

一緒に考えて ムチャクチャ勉強するんよ 一緒に
だから俺は 「皆を応援してるよ」って言ってんの

愛と応援の循環型社会


それが

政治
クニツクリ
マツリゴト
そのもの!

ヤーマン!

そうだ!とか
イェー!とか

こう盛り上がるポイント
あんま作らんけんね

「うーん・・・」って考えさすから 俺は

最後 3分だけ うちの選対本部長から
選挙の大事な話があるから あと 3、4分だけ時間あるかね?

絶対に八時の時間守りたいから
フジロックじゃ時間守らんかったけど

あと5分?

今日さ この動きを見て 永田町のプロたちは
「こらぁ、洋平通るぞ」って言い始めて
東京でやったときも 日に日に公安さんの数が増えてんやん
ホテルの前にも ずーっと24時間見張られてる
ありがたいこっちゃで 報せ鳥やで 公安さんは

で これから もう票かために入る!っていう作戦になってきて
友達を紹介するハガキの説明をするはずだったんだけど
それはそこの前で 物販の前でハガキ配るから 
皆ハガキもらって帰って

そこにじぃちゃんやばぁちゃんの住所書いて 
俺たちに送り返して欲しいんだ
その説明は 口頭で今からそこでするから
途中になるかもしれんけど 歌うたうね

(歌"Talkin Bout A Revolution"に入る)

Don't you know
They're talkin' bout a revolution
It sounds like a whisper
Don't you know
They're talkin' bout a revolution
It sounds like a whisper

While they're standing in the welfare lines
Crying at the doorsteps of those armies of salvation
Wasting time in the unemployment lines 
Sitting around waiting for a promotion

Don't you know 
You're talkin' bout a revolution 
It sounds like a whisper 

皆 聞こえるかい?
そう口々に呟きだしたんだ
それはまるで ざわめきのような

皆 聞こえるかい?
そう口々に呟きだしたんだ
それはまるで さざなみのような

Poor people gonna rise up
And get their share
Poor people gonna rise up
And take what's theirs

Don't you know
You better run, run, run
Don't you know
You better run, run, run

Yes, finally the tables are starting to turn 
Talkin' bout a revolution 
Talkin' bout a revolution

誰もギロチンにかけないよ 俺たちの革命は
ひとりも傷つけない革命!
原発やってきた人たちも 戦争やってきた人たちも 
思いがあって やってたことだから
ネトウヨだろうが 右翼だろうが 国を思う気持ちは一緒よ!
そこを信じ抜いていきたい!
俺たちは皆人間だっ!!

Don't you know
You better run, run, run
Don't you know
You better run, run, run

Yes, finally the tables are starting to turn
Talkin' bout a revolution
Yes, finally the tables are starting to turn
Talkin' bout a revolution
Talkin' bout a revolution
Talkin' bout a revolution
Talkin' bout a revolution
Talkin' bout a revolution

祭りは10日続くからね。
えっ、あと5分あんの?
なんやっ!

ヤーマン!
ありがとう!

だったらでも 説明ちゃんとした方がいいなぁ
これは 俺のライブじゃなくて 選挙だから

あのね ホントに新しい技術に 感謝してる
Ustream ツイキャス 一人称のメディアたちが口を開き始めて
企業体質の情報と せめぎ合い始めた

これからの時代は どのメディアの どの記者が 何言ったかを
個人の記者たちがもう一回追及もできる時代なんだ

そこも循環

それで目的は何か?
正しい情報が より多くの人に伝わること
皆が自分で考えて 決断できる社会にすること 

ヤーマン!
すべてはもう始まってる
選挙が終わっても それは始まってる
7月21日の当選日に 21日の当選日過ぎたら
まったく新しい景色 つくろうね

ヤーマン!
皆 メディアよ!
語り尽くして!
ありがとう!

(三宅洋平!)

一応 これはね もう僕 選挙期間しか
言っちゃいけないんだ 違法になるから

これだけ最後に締めさしてね

ツイキャスのカメラどこいる?どこいる?そこ?
よぉ 東京都民!
東京には 脱原発が4人いるぞ!

山本太郎!
吉良よし子!
丸子安子!
大河原まさこ!

全員通せよ!

ほんなら やっとくで
東京選挙区は 山本太郎!
全国比例区は 三宅洋平を
よろしくお願いしまっす!!

おかちゃん!

(福岡、ありがとーう!

二枚目の投票用紙ですよ 三宅洋平 よろしくお願いします!

そして ついにアナログ選挙やりますよ アナログ選挙も
選挙フェス盛り上がったから アナログ選挙まで試してみたい
今日 このブースで ハガキセット 皆に持って帰ってもらいたい
5枚入ってます

この5枚の宛名に 皆の友達の名前を書いてください

おじぃちゃんおばぁちゃんでもいい お父さんお母さんでもいい 
この5枚の宛名を書いて この封筒に入れて 送り返してください
そうするとこ このハガキが 選挙事務所から 
皆の友達にいきます

このハガキの集まり具合で 票読みたいんです

票を読んで さらに 三宅洋平の当選を確実にしたい
是非 よろしくお願いします!
それから カンパもまだまだ足りないんです
ここのブースで 寄付の封筒 配ってます
氏名 住所 職業 電話番号書いて 是非
カンパも協力お願いします

当選するために 是非 協力お願いしまーす!)


ヤーマン!

古い選挙と新しい選挙の狭間
融け合って やっていくしかないから
今回 何万枚も紙刷らしてもらって
「地球さんありがとう」ってホントに思って
この時計では まだあと三分あるから 
最後にもう一個だけ言いたかったこと 忘れてた

俺が何で選挙に出たかの理由は百個ぐらいあるけれども
去年かな?一昨年かな?日本国政府がまったく
ベクレルの食品検査機をさ 国として 稼働させなかった
この事態に 国防って何だ?命守るって何だ?って
すごい思ったんです

そんときに ベクレル検査機200台を 全県に渡らして
47×200台×技師の給料
2000億円ぐらいの予算でいけるはずなんよ
算数弱い俺でも計算できた
それをやらんで 日本政府は何をしたか?

9000億円払って ステルス戦闘機42機買った
おっちゃんら 買うなとは言わんや

「10機減らして こっちに使ってくれ」って言いにいきたい
そんな話をして周ってたら 選挙で 一昨日ぐらいに
イージス艦2隻4000億円で買ったんだって!
聞いちょらんで!

「じゃあ あなたは日中 日韓 どう思うんですか?」と
「尖閣問題どうするんですか?」って、Twitterでも聞かれた

2000億円 俺に預けてくれよ 俺たちに

中国や韓国と 市民レベルの もう官民一体となった
友好プロジェクトに 2000億円
ものすごいことできるよ!
たとえば そんなビジョン
何百個も 俺の頭に入ってるから
もう選挙期間じゃ語り尽くせん
だから俺を国会に行かしてくれ!
ありがとう!

博多の街、山笠のいいときをありがとう!
大きい音をありがとうございました!


Produced by NTU
書き起こし by Dai
監修 by Taka


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